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【2】葬儀の流れを時系列で解説|臨終から四十九日まで

 GUIDE

ご家族が亡くなられたとき、多くの方が最初に感じるのは、深い悲しみと同時に「このあと何をすればよいのだろう」という不安ではないでしょうか。私たち舞岡あゆみ葬祭にも、「葬儀までの流れが分からない」「臨終のあと、家族はどんな順番で動けばよいのか」「葬儀が終わったらもう終わりなのか」といったご相談を多くいただきます。

実際には、葬儀は亡くなられた直後からすぐに始まるわけではなく、臨終、ご遺体の搬送、安置、打ち合わせ、通夜、葬儀・告別式、火葬、そして四十九日法要へと続く流れの中で進んでいきます。突然のことで動揺している中で、短期間に多くの判断が必要になるため、あらかじめ大まかな流れを知っておくだけでも、ご家族の負担は大きく変わります。

そこでこのページでは、臨終から四十九日までの一般的な流れを時系列で分かりやすく整理しながら、それぞれの場面で何をするのか、どんなことに気をつければよいのかを丁寧にご説明いたします。初めて葬儀を経験される方にも読みやすいよう、難しい言葉はできるだけ避けてまとめていますので、ぜひ参考になさってください。

臨終直後にまず行うこと

病院や施設、ご自宅などでご家族が亡くなられると、まずは医師による死亡確認が行われます。病院であれば主治医や当直医が確認し、その後に「死亡診断書」が発行されます。ご自宅で亡くなられた場合は、かかりつけ医がいる場合にはその医師が確認し、状況によっては救急搬送や警察の確認が必要になることもあります。

この死亡診断書は、今後のさまざまな手続きに必要になる大切な書類です。死亡届の提出や火葬許可の取得などにも関わるため、後で慌てないように大切に保管しておく必要があります。

そしてこの段階で、ご家族が行う大きな動きの一つが葬儀社への連絡です。病院では長時間ご遺体を安置できないことが多いため、比較的早い段階で搬送先を決める必要があります。ここであらかじめ相談している葬儀社があると、ご家族の負担はかなり軽くなります。逆に、何も決めていないと、その場で急いで判断することになり、気持ちの面でも時間の面でも大きな負担になりやすくなります。

ご遺体の搬送と安置

葬儀社へ連絡をすると、ご遺体の搬送が行われます。搬送先は、一般的にはご自宅か、葬儀社などが管理する安置施設になります。昔は自宅安置が多く見られましたが、最近では住宅事情やご家族の状況により、安置施設を利用される方も増えています。

自宅安置のよいところは、故人が慣れ親しんだ場所で過ごせること、ご家族がいつでもそばで手を合わせやすいことです。一方で、スペースや寝具の準備、室温管理などが必要になるため、ご家族の状況によっては負担になることもあります。

安置施設は、温度管理などが整っていることが多く、ご家族にとっても安心しやすい面があります。ただし、面会時間に制限がある場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

この安置の時間は、ご家族にとって故人との最初のお別れの時間でもあります。搬送や書類のことなどで慌ただしくなりがちですが、少し落ち着いて故人のお顔を見て手を合わせる時間を持つことは、とても大切な意味があります。

葬儀社との打ち合わせ

ご遺体の安置が済むと、次に行うのが葬儀内容の打ち合わせです。ここで決めることはとても多く、初めての方には負担が大きく感じられることもあります。だからこそ、葬儀社がどこまで分かりやすく説明してくれるかがとても大切になります。

打ち合わせで主に決めるのは、葬儀の形式、日程、会場、参列者の範囲、宗教者の手配、祭壇や棺、遺影写真、火葬場の予約、費用などです。一般葬にするのか、家族葬にするのか、一日葬や火葬式にするのかによっても内容は変わってきます。

このとき、火葬場の空き状況やお寺の予定、遠方親族の到着時間などによって、希望する日程どおりにならないこともあります。特に都市部では火葬場の予約が混み合うことがあり、亡くなられてから数日後の葬儀になることもあります。

打ち合わせでは、ご家族が「何を大切にしたいか」を整理することが大切です。大勢に見送ってもらいたいのか、家族だけで静かに送りたいのか、費用をできるだけ抑えたいのか、宗教的な形を大切にしたいのか。その方向性が見えると、葬儀社からの提案も受け止めやすくなります。

訃報連絡と参列者への案内

葬儀の日程がある程度決まると、次に必要になるのが親族や関係者への訃報連絡です。まずは近しいご家族やご親族へ連絡し、その後、故人と親しかったご友人、ご近所の方、勤務先関係などへ必要に応じて連絡を広げていきます。

ここで大切なのは、葬儀の形式に応じて、どこまでお知らせするかを整理することです。一般葬であれば広くご案内することが多いですが、家族葬であれば、限られたご親族やごく近しい方のみにお伝えすることもあります。この範囲が曖昧だと、後から「知らせてもらえなかった」といった思い違いが生じることもあるため、近しいご家族で方向性を揃えておくことが大切です。

最近では電話だけでなく、メールやLINEなどを使って連絡することもあります。ただし、あまりに軽い表現にならないよう、内容は簡潔でも丁寧に伝えることが望まれます。

納棺

葬儀の前に行われる大切な場面の一つが納棺です。納棺とは、故人を棺にお納めすることをいいますが、単に棺へ入れる作業ではなく、ご家族にとって故人とゆっくり向き合う大切な時間でもあります。

納棺の際には、故人のお顔まわりやお身体を整え、愛用品や思い出の品を棺にお納めすることがあります。お手紙や写真、趣味の小物などを入れることもありますが、火葬の都合上、入れられないものもあるため、事前に葬儀社へ確認しておく必要があります。

この時間に、ご家族が故人へ声をかけたり、感謝の気持ちを伝えたりすることも多くあります。葬儀が始まるとどうしてもあわただしくなるため、納棺の時間は気持ちを整える大切な節目ともいえます。

通夜

通夜は、故人と最後の夜を過ごす大切な儀式です。一般的には葬儀の前日に行われ、僧侶の読経やご遺族・参列者の焼香が行われます。最近は家族葬が増えているため、通夜もご家族・ご親族中心で静かに行うケースが多く見られます。

通夜には、親族だけでなく、故人のご友人、ご近所の方、仕事関係の方などが参列されることもあります。受付、香典、焼香、会葬礼品、通夜振る舞いなど、流れの中で気を配ることが多く、ご家族は想像以上に慌ただしく感じることがあります。

ただし、本来の通夜は、故人との最後の夜をゆっくり過ごし、偲ぶための時間です。参列者対応に追われすぎてしまうと、ご家族が故人と向き合う余裕がなくなってしまうこともあります。そのため、最近は参列範囲を絞ったり、会食を簡素にしたりすることで、できるだけご家族の時間を確保したいと考える方も増えています。

葬儀・告別式

通夜の翌日に行われるのが、葬儀・告別式です。宗教的な儀式としての側面を持つ「葬儀」と、故人と最後のお別れをする「告別式」が一体となって行われることが一般的です。僧侶の読経、弔辞、焼香などが進み、その後、お別れの儀へと移ります。

お別れの儀では、棺の中にお花を手向けたり、故人のお顔を見ながら最後のご挨拶をしたりします。この時間は、ご家族にとって非常に大切なひとときであり、「もう一度話しかけたい」「ありがとうを伝えたい」といった気持ちがあふれる場面でもあります。

一般葬では参列者も多く、告別式がご家族だけの時間になりにくいこともありますが、家族葬では比較的落ち着いた雰囲気の中で最後のお別れをしやすくなります。どのような形式であっても、ここは故人を心から送り出す大切な場面です。

出棺と火葬

告別式の後は、棺をご遺体搬送車や霊柩車へお乗せし、火葬場へ向かいます。これを出棺といいます。出棺は、故人を葬儀会場から送り出す場面であり、ご家族や参列者にとっても大きな節目になります。

火葬場では、最後の別れを行ったのち、火葬が始まります。火葬の時間は施設によって異なりますが、一般的には1時間から2時間程度かかることが多いです。その間、ご家族は控室で待機し、その後に収骨を行います。収骨とは、ご遺骨を骨壺へ納めることです。

火葬は、多くの方にとって精神的にも大きな場面です。葬儀会場でのお別れとはまた違った意味を持ち、「本当に見送る時」が来たと感じる方も少なくありません。だからこそ、ご家族が無理をしすぎず、支え合いながらこの時間を過ごすことが大切です。

初七日法要

本来、初七日法要は亡くなられてから7日目に行う法要ですが、最近では葬儀当日に繰り上げて行うことが多くなっています。これを「繰り上げ初七日」と呼ぶことがあります。

昔は、亡くなってから七日ごとに親族が集まり法要を行うことが一般的でしたが、現代ではご親族の都合や移動の負担を考え、葬儀の後にあわせて初七日法要まで済ませるケースが増えています。

初七日は、葬儀が終わったあとも供養が続いていくことを感じる最初の節目ともいえます。葬儀で一区切りついたように感じても、故人を偲ぶ時間はこれからも続いていくのだと、ご家族が気持ちを整えていくきっかけにもなります。

葬儀後に始まる手続き

葬儀が終わると、ご家族は少しほっとされるかもしれません。しかし実際には、その後も役所、年金、健康保険、介護保険、銀行、保険会社、住まい、相続など、たくさんの手続きが続きます。死亡届や火葬許可のようにすでに済んでいるものもありますが、保険証の返却、年金停止の確認、未支給年金、葬祭費や埋葬料の確認など、進めるべきことは少なくありません。

また、遺品整理や賃貸住宅の解約、公共料金の停止なども必要になることがあります。大切なのは、すべてを一度に片づけようとしないことです。期限のあるものから順番に進めること、必要に応じて行政窓口や専門家へ相談することが大切です。

四十九日までの過ごし方

仏教では、亡くなられてから四十九日までを大切な期間と考えます。ご家族にとっても、葬儀直後の慌ただしさが少しずつ落ち着き、改めて故人を思い返す時間になりやすい時期です。

この間には、香典返しの手配、納骨先の確認、位牌や仏壇の準備、お寺との相談などを進めるご家庭もあります。また、ご親族と今後の供養について話し合うこともあります。四十九日に向けて、ご住職の日程確認、法要会場の手配、会食の有無、参列者への連絡なども必要になってきます。

四十九日法要は、葬儀後の大きな節目であり、ご家族が再び集まり故人を偲ぶ機会になります。納骨をこの日にあわせて行うご家庭も多く、葬儀の流れはここでひとつの区切りを迎えることが多いです。

四十九日法要

四十九日法要は、故人の冥福を祈る大切な法要です。亡くなられた日を1日目として数え、49日目を目安に行います。ただし、実際には平日を避けて、その前の土日などに行うことも多くあります。

四十九日法要では、僧侶による読経、ご家族やご親族の焼香が行われ、納骨をあわせて行う場合もあります。また、法要後に会食の席を設けるご家庭もあります。規模はご家庭によってさまざまですが、ここまで来ると、ご家族も少しずつ日常へ戻り始める頃でもあり、故人との時間を改めて振り返る大切な機会になります。

四十九日を迎えることで、ご家族の気持ちがすべて整理されるわけではありません。しかし、葬儀から続いてきた一連の流れの中で、故人を丁寧に送り、ご家族がひとつの節目を迎える大切な時間になることは確かです。

流れを知っておくことが家族の安心につながる

臨終から四十九日までの流れを見てみると、葬儀は単に一日で終わる行事ではなく、ご逝去直後から法要まで続く長い流れの中の出来事であることが分かります。だからこそ、事前に大まかな流れを知っておくだけでも、ご家族の不安はかなり軽くなります。

何も知らないままその時を迎えると、すべてが突然の出来事として押し寄せてきます。しかし、流れを知っていれば、「次はこういうことを決めるのか」「この後は法要の準備があるのか」と見通しを持ちやすくなります。

ご家族が少しでも落ち着いて故人を見送るためには、葬儀の知識そのものよりも、安心して相談できる人や場所があることも大切です。分からないこと、不安なことがあれば、その都度一つずつ確認しながら進めていくことが、納得のいくお見送りにつながります。

舞岡あゆみ葬祭では流れから丁寧にご案内しています

葬儀の流れは、一つひとつを見れば決して特別なことばかりではありませんが、初めての方にとっては分からないことだらけで不安になりやすいものです。特に、ご家族を亡くされた直後は気持ちの整理もつかない中で判断を求められるため、丁寧な説明と寄り添いが何より大切だと私たちは考えています。

舞岡あゆみ葬祭では、臨終後の搬送、安置、打ち合わせ、通夜、葬儀、火葬、その後の法要や手続きまで、全体の流れをできるだけ分かりやすくご案内しております。「何から始めればいいのか分からない」「今の状況でどこまで決めればいいのか知りたい」といった段階からでも大丈夫です。

不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。ご家族のお気持ちに寄り添いながら、故人を大切に見送るためのお手伝いを心を込めてさせていただきます。

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