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【5】葬儀の日程はどう決める?友引・六曜の考え方
GUIDE

ご家族が亡くなられた際、葬儀の準備の中で必ず決めなければならないのが葬儀の日程です。私たち舞岡あゆみ葬祭にも、「葬儀は亡くなってから何日後に行うものなのか」「友引は避けた方がよいのか」「家族の都合と六曜のどちらを優先すればよいのか」といったご相談を多くいただきます。 葬儀の日程は、単純に「この日が空いているから決める」というものではありません。実際には、火葬場の予約状況、ご親族の都合、お寺や宗教者の予定、会場の空き状況、そして友引をはじめとした六曜の考え方など、いくつもの要素を見ながら調整していくことになります。そのため、初めて葬儀を経験される方にとっては、「何を基準に考えればいいのか分からない」と感じやすい部分でもあります。 ただ、安心していただきたいのは、葬儀の日程にはある程度の考え方の順番があるということです。基本を知っておくだけで、「友引だから絶対だめなのか」「家族の都合を優先してよいのか」といった迷いが整理しやすくなります。 ここでは、葬儀の日程をどのように決めるのか、友引や六曜をどのように考えればよいのかを、初めての方にも分かりやすく丁寧に解説いたします。舞岡あゆみ葬祭スタッフの目線で、ご家族が不安になりやすい点を中心にまとめました。

葬儀の日程はどのくらいで決まるのか

一般的に、葬儀はご逝去当日に行うことはほとんどなく、亡くなられてから2日目から5日目くらいまでの間に行われることが多くなります。よくある流れとしては、ご逝去当日に搬送と安置を行い、その翌日または翌々日に通夜、その次の日に葬儀・告別式と火葬、という形です。

ただし、これはあくまで一般的な流れであり、実際には地域や状況によって変わります。たとえば都市部では火葬場の予約が混み合っていることがあり、数日待つことも珍しくありません。反対に、比較的火葬場の空きがある地域では、ご家族のご都合に合わせて比較的早い日程で進むこともあります。

また、ご親族が遠方から来られる場合や、お寺の予定が合わない場合などは、さらに日程がずれることもあります。つまり葬儀の日程は、「亡くなってから何日後が正解」というものではなく、いくつかの条件を調整しながら決めていくものだと考えると分かりやすいでしょう。

まず優先して考えるべきは火葬場の予約

葬儀の日程を考えるうえで、もっとも大きな基準になるのが火葬場の予約状況です。どれほどご家族の希望日があっても、火葬場が空いていなければ、その日に葬儀を行うことは難しくなります。特に最近は、高齢化の影響もあり、地域によっては火葬場の予約がかなり混み合うことがあります。

そのため、葬儀の日程を決める流れとしては、まず火葬場の空き状況を確認し、その上で会場や通夜・葬儀の時間を組み立てていくのが一般的です。ご家族としては「通夜をこの日にしたい」「遠方の親族がこの日なら来られる」といった希望があると思いますが、実際には火葬場の空き状況が大きく影響します。

このことを知らないと、「なぜ希望通りにできないのだろう」と不安や不満につながることがあります。しかし、日程調整の中心に火葬場があると理解しておくと、判断しやすくなります。葬儀社が火葬場の空き状況を確認しながら日程を提案するのは、そのためです。

会場と宗教者の予定も日程に影響する

火葬場の次に日程へ影響しやすいのが、会場の空き状況と宗教者の予定です。家族葬会館や斎場、寺院会館など、希望する会場がある場合、その会場が空いていなければ別の日程や別会場を検討する必要があります。

特に家族葬が増えている今、規模に合った小さめの会場は人気が高いこともあります。また、火葬場に近い会場や、使いやすい時間帯は埋まりやすい傾向があります。

さらに、仏式で葬儀を行う場合には、お寺や僧侶の予定も大切な要素です。菩提寺がある場合は、まずそのお寺へ連絡し、ご住職の予定を確認することになります。ここで注意したいのは、ご家族の希望だけで先に日程を決めてしまうと、お寺の都合と合わないことがあるということです。特に菩提寺との関係がある場合には、できるだけ早めに相談することが大切です。

つまり、葬儀の日程は、火葬場だけでなく、会場と宗教者の都合もあわせて整えていく必要があります。だからこそ、葬儀社と相談しながら全体を見て決めていくことが大切なのです。

ご親族の都合はどこまで考えるべきか

葬儀の日程を決める際、ご家族が最も悩みやすいのが、親族の都合をどこまで優先するかという点です。遠方に住んでいる方、高齢で移動に時間がかかる方、仕事の都合がつきにくい方などがいると、「皆が集まれる日を待った方がいいのでは」と考えるのは自然なことです。

もちろん、ご親族が集まりやすい日程を考えることは大切です。特に、喪主を支える立場のご家族や、故人と特に近しい方が来られないとなると、ご家族にとってもつらいことがあります。ただし、すべての方の都合を完全に合わせるのは難しいことも多く、火葬場や会場の事情を考えると、どこかで優先順位をつける必要が出てきます。

ここで大切なのは、「全員が来られる日」だけを目指すのではなく、特に近しいご家族・ご親族が無理なく集まれるかどうかを中心に考えることです。そして、そのうえでどうしても参列が難しい方には、後日のお参りや法要でご供養の機会を持っていただくという考え方もあります。

葬儀は、皆の予定を完璧に合わせることよりも、ご家族が無理なく故人を見送れる日程を整えることが大切です。

六曜とは何か

葬儀の日程を考えるときによく話題になるのが六曜(ろくよう)です。六曜とは、カレンダーなどに載っている「大安」「仏滅」「友引」などの日の呼び方で、もともとは中国から伝わった暦注の一つです。現在でも、冠婚葬祭の日取りを考えるときの目安として気にされる方が多くいらっしゃいます。

六曜には、一般的に次のような種類があります。

・大安
・仏滅
・友引
・先勝
・先負
・赤口

日常生活では結婚式や契約などで「大安がよい」と言われることが多いですが、葬儀の場面で特に話題になるのは友引です。そのため、葬儀の日程を考える上では、「六曜の意味を全部覚える」というよりも、まずは友引の考え方を知っておくことが大切です。

友引はなぜ葬儀で避けられるのか

友引は、文字どおり「友を引く」と読めることから、昔から「葬儀を行うと友を道連れにする」と連想され、葬儀の日取りとしては避けることが多い日とされてきました。これは仏教の正式な教えというより、民間の習慣や縁起の考え方として広まってきたものです。

そのため、地域やご家庭によっては、「友引は避けたい」と強く考える方もいらっしゃいます。特にご年配のご親族が多い場合には、友引を気にされることが少なくありません。

また、友引には実務的な影響もあります。多くの地域では、火葬場が友引の日を休業日にしていることがあり、その結果として葬儀や火葬をその日に行いにくくなっています。つまり、友引は縁起の面だけでなく、火葬場の運用上も日程に影響することが多いのです。

友引は絶対に避けなければならないのか

ここで多くの方が悩まれるのが、「友引は絶対に避けなければならないのか」という点です。結論から言えば、絶対にだめというわけではありません。友引をどう考えるかは、宗教上の決まりというよりも、地域の慣習やご家族・ご親族の考え方による部分が大きいからです。

ただし、実際には火葬場の休業があるため、友引に火葬を行うこと自体が難しい地域もあります。そのため、「気にする・気にしない」の前に、そもそも現実的に日程に組みにくいことが多いのです。

また、ご家族としてはあまり気にしていなくても、ご親族の中に強く気にされる方がいる場合には、できるだけ配慮した方がよいこともあります。葬儀は故人を見送る場であると同時に、ご家族やご親族の気持ちを整える場でもあるため、必要以上に対立を生まないようにすることも大切です。

つまり、友引をどうするかは、地域事情・火葬場の都合・ご家族の考え方・ご親族への配慮をあわせて考えて決めるのが現実的です。

友引以外の六曜は気にする必要があるのか

友引以外の六曜についても、「仏滅はどうなのか」「大安の方がよいのか」と気にされる方がいらっしゃいます。ただ、葬儀に関しては、一般的には友引ほど重視されることは少ないのが実情です。

たとえば仏滅という言葉は「仏が滅する」といった印象を与えるため、縁起を気にする方もいらっしゃいますが、葬儀で仏滅だから避けるということはあまり多くありません。むしろ「大安より仏滅の方が会場や火葬場が取りやすい」といった実務的な事情もあるため、六曜全体よりも日程の現実性が優先されることが多いです。

したがって、葬儀の日程では、友引を除けば、六曜よりも火葬場、会場、ご家族の都合を優先して考えることが一般的です。六曜にとらわれすぎて日程を決めにくくするよりも、無理のない流れで故人を見送れるかを大切にする方が、ご家族にとっても安心につながります。

日程を決めるときに意識したい優先順位

葬儀の日程で迷ったときは、次のような順番で考えると整理しやすくなります。

まず第一に、火葬場の予約が取れるかどうかです。次に、希望する会場が使えるか、宗教者の予定が合うかを確認します。そのうえで、喪主を中心とした近しいご家族・ご親族が無理なく集まれるかを見ます。そして最後に、友引をどう考えるか、ご親族の考え方にどう配慮するかを整理していくと、全体の流れが見えやすくなります。

つまり、日程を決めるときは、六曜だけで決めるのではなく、実際に葬儀を行うための条件をひとつずつ整えていくことが大切です。この順番を知っているだけでも、「友引だからどうしよう」と気持ちがそればかりに向かいすぎず、落ち着いて判断しやすくなります。

ご家族が安心できる日程であることが何より大切

葬儀の日程には、火葬場、会場、お寺、親族、六曜など、さまざまな要素が関わります。そのため、「これが絶対に正しい日程」というものはありません。地域によっても違いますし、ご家庭によって大切にしたいことも異なります。

大事なのは、形式や縁起にとらわれすぎてご家族が疲れ切ってしまうのではなく、ご家族が少しでも安心して故人を見送れる日程を整えることです。特にご逝去直後は、ご家族が深い悲しみの中で判断を重ねていくことになります。だからこそ、日程についても「完璧な日」を探すより、「無理なく進められる日」を考えることが大切です。

そして、迷うことがあれば、その都度葬儀社へ相談することが一番の安心につながります。地域事情や火葬場の状況を知っている葬儀社と一緒に考えることで、ご家族だけでは分かりにくいことも整理しやすくなります。

舞岡あゆみ葬祭では日程のご相談も丁寧にご案内しています

葬儀の日程は、火葬場の予約、会場の空き状況、お寺の都合、ご親族の予定、友引など、いくつもの要素が重なって決まるため、初めての方にとっては特に分かりにくく、不安になりやすい部分です。日程の決め方が分からないままでは、ご家族のご負担も大きくなってしまいます。

舞岡あゆみ葬祭では、ご家族のお気持ちやご事情を大切にしながら、火葬場や会場の状況、宗教者との調整、六曜の考え方まで含めて、できる限り分かりやすくご案内しております。「友引が気になる」「親族の都合とどう調整すればいいか分からない」といった段階からでも、どうぞお気軽にご相談ください。

ご家族が安心して故人を見送れるよう、無理のない日程を一緒に考え、丁寧にお手伝いさせていただきます。

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