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【15】一般葬と家族葬の違いをプロが解説
GUIDE

お葬式を考えるとき、多くの方が最初に迷われるのが、一般葬にするべきか、家族葬にするべきかという点ではないでしょうか。実際に私たち舞岡あゆみ葬祭にも、「一般葬と家族葬は何が違うのか」「最近は家族葬が多いと聞くけれど、本当にそれでよいのか」「自分たちにはどちらが合っているのか分からない」といったご相談を多くいただきます。

一般葬と家族葬は、どちらも故人をお見送りする大切な葬儀の形ですが、参列者の範囲や葬儀の雰囲気、ご家族の負担、費用の考え方などに違いがあります。そのため、言葉のイメージだけで決めてしまうと、「思っていた形と違った」「こちらではない方がよかったかもしれない」と後悔につながることもあります。

大切なのは、「最近多いから家族葬」「昔ながらだから一般葬」というように決めるのではなく、故人のお立場やご家族のお気持ちに合った形を選ぶことです。そのためには、一般葬と家族葬の違いを正しく理解しておくことが欠かせません。

ここでは、一般葬と家族葬の違いを、葬儀の現場で多くのご相談を受けてきたスタッフの視点から分かりやすく解説いたします。どちらが自分たちに合っているのかを考える際の参考にしていただければと思います。

一般葬とはどのような葬儀なのか

一般葬とは、ご家族やご親族だけでなく、故人と関わりのあった幅広い方々に参列していただく葬儀です。昔から多く行われてきた、いわゆる「従来型」のお葬式をイメージすると分かりやすいでしょう。

一般葬では、親族のほかに、友人、知人、ご近所の方、会社関係の方、地域でお付き合いのあった方など、故人と縁のあった方々に訃報をお知らせし、通夜や葬儀・告別式に参列していただきます。そのため、ある程度広い会場が必要になり、受付や返礼品、会食などの準備も必要になることが多くあります。

一般葬の大きな特徴は、故人とご縁のあった多くの方に、最後のお別れをしていただけることです。社会的なお立場のある方や、地域とのつながりが深い方、交友関係が広かった方の場合には、一般葬が選ばれることがあります。

また、ご家族としても、「お世話になった方々にきちんとお別れしていただきたい」「ご挨拶をしっかりしたい」とお考えになる場合には、一般葬が合っていることがあります。

家族葬とはどのような葬儀なのか

家族葬とは、ご家族やご親族、ごく親しい友人など、限られた方だけで行う小規模な葬儀です。現在では、最も多く選ばれている葬儀形式の一つになっています。

家族葬には「何人まで」という明確な定義があるわけではありませんが、一般葬よりも参列者の範囲を絞り、身内を中心にお見送りする形と考えると分かりやすいです。ご家族だけで行う場合もあれば、近しいご親族やご友人までお呼びする場合もあります。

家族葬の特徴は、限られた方だけで落ち着いて故人を見送れることです。参列者対応に追われにくいため、ご家族がゆっくりと故人との最後の時間を過ごしやすく、気持ちの面でも負担を抑えやすい傾向があります。

最近では、「大勢に知らせず静かに送りたい」「高齢の親族が多いので小規模で行いたい」「形式よりも家族の時間を大切にしたい」といった理由から、家族葬を希望される方が増えています。

一番大きな違いは参列者の範囲

一般葬と家族葬の最も大きな違いは、参列者の範囲にあります。

一般葬では、故人と関わりのあった方々に広くお知らせし、多くの方に参列していただくことを前提とします。そのため、会場の規模や受付体制、返礼品の数、会食の準備なども、多くの参列者に対応できる形で整える必要があります。

一方、家族葬では、参列者をあらかじめ限定して行います。どこまでの範囲をお呼びするかはご家族の考え方によりますが、一般葬に比べて人数は少なくなることが一般的です。そのため、大規模な対応が必要になりにくく、会場も比較的小規模で済むことが多くなります。

この違いによって、葬儀の雰囲気も大きく変わってきます。一般葬は多くの方が出入りするため、どうしても一定の慌ただしさが出やすくなりますが、家族葬は少人数で行うため、静かな雰囲気の中で故人と向き合いやすくなります。

葬儀の雰囲気の違い

一般葬と家族葬は、葬儀の雰囲気にも違いがあります。

一般葬は、多くの参列者を迎えることになるため、葬儀そのものが社会的な場としての意味合いも持ちます。故人のこれまでのお付き合いや社会的なお立場が反映されやすく、厳かでしっかりとした印象の葬儀になりやすい傾向があります。その一方で、ご家族は受付や会葬者へのご挨拶などで忙しくなり、故人と静かに向き合う時間が取りにくいと感じることもあります。

家族葬は、ご家族やご親族を中心に進めるため、落ち着いた空気の中で故人を見送ることができます。参列者への対応に追われにくいぶん、ご家族同士で故人の思い出を語り合ったり、ゆっくりとお花を手向けたりと、最後の時間を大切にしやすいのが特徴です。

つまり、一般葬は広くお別れしていただく葬儀、家族葬は身近な方と静かに見送る葬儀という違いがあると考えると分かりやすいでしょう。

費用の考え方の違い

一般葬と家族葬は、費用の考え方にも違いがあります。

一般葬は参列者が多くなりやすいため、会場を広めに確保する必要があり、返礼品や会食の数も増えます。そのため、全体として費用は高くなりやすい傾向があります。特に参列者が多い場合には、飲食費や返礼品費用が大きくなることがあります。

家族葬は参列者が少ないため、返礼品や会食費用などを抑えやすく、結果として一般葬よりも費用が少なくなることが多くあります。ただし、家族葬であっても通夜や告別式をしっかり行い、祭壇や会場にこだわれば、それなりの費用はかかります。そのため、「家族葬なら必ず安い」と考えるのは注意が必要です。

大切なのは、葬儀の名前だけで費用を判断するのではなく、どのような内容が含まれていて、どこに費用がかかるのかを見積もりでしっかり確認することです。

ご家族の負担の違い

一般葬と家族葬では、ご家族の負担にも違いがあります。

一般葬では、多くの参列者が訪れるため、受付の準備や会葬者への対応、ご挨拶、席順や会食の調整など、ご家族が考えることや対応することが多くなります。葬儀当日だけでなく、事前準備の段階でも決めることが増えるため、心身ともに負担を感じやすいことがあります。

一方、家族葬では参列者を限定するため、大勢への対応が必要になりにくく、ご家族の負担を抑えやすくなります。特に、高齢のご家族が多い場合や、気持ちの整理をしながらゆっくりと見送りたい場合には、家族葬の方が合っていると感じることもあります。

ただし、家族葬には別の負担が生じることもあります。たとえば、葬儀後に訃報を知った方がご自宅へ弔問に来られることがあり、その対応が続く場合があります。一般葬では葬儀の場でお別れが済むことが多いのに対し、家族葬では葬儀後に個別対応が増える可能性があることも覚えておきたい点です。

どちらが向いているのか

一般葬と家族葬のどちらが良いかは、故人のお立場やご家族の考え方によって異なります。

一般葬が向いているのは、地域とのつながりが深い方、会社関係や友人知人が多い方、多くの方にきちんとお別れしていただきたいと考える場合です。また、ご家族としても「お世話になった方々へ礼を尽くしたい」というお気持ちが強い場合には、一般葬が合っていることがあります。

家族葬が向いているのは、近しい身内だけで静かに送りたい方、参列者対応の負担を軽くしたい方、ご高齢の親族が多い方、また故人自身が大きな葬儀を望んでいなかった場合などです。ご家族の気持ちを大切にしながら、落ち着いた時間を持ちたい場合には家族葬が選ばれやすいです。

どちらを選ぶにしても大切なのは、「世間一般ではどうか」ではなく、自分たちにとってどちらが無理なく、納得できるお見送りになるかを考えることです。

一般葬と家族葬を選ぶときの注意点

一般葬と家族葬のどちらを選ぶ場合でも、事前に意識しておきたいことがあります。

まず、親族間での考え方をできるだけ合わせておくことが大切です。たとえば喪主が家族葬を希望していても、親族の中には「きちんと一般葬で送るべきだ」と考える方もいるかもしれません。逆に一般葬を考えていても、「そこまで大きくしなくてもよいのでは」と感じる方もいます。後から気まずい思いをしないためにも、近しいご親族とはできるだけ事前に相談しておくと安心です。

また、家族葬を選ぶ場合には、どこまでの方に訃報をお知らせするかを明確にすることも重要です。曖昧なままだと、後から「なぜ知らせてくれなかったのか」と思われることがあります。

そして費用面についても、「家族葬だから安い」「一般葬だから高い」と単純に考えず、内容に応じて確認することが大切です。

迷ったときは「誰に、どのように見送ってもらいたいか」で考える

一般葬と家族葬の違いを考えるうえで、一つの目安になるのが、誰に、どのように故人を見送ってもらいたいかという視点です。

多くの方に最後のお別れをしていただきたいのであれば一般葬が向いています。身近な人たちだけで静かに見送りたいのであれば家族葬が向いています。費用や人数だけで判断するのではなく、故人との関係性やご家族の想いをもとに考えることで、納得のいく選択につながりやすくなります。

お葬式に正解は一つではありません。大切なのは、故人らしく、ご家族が後悔のない形で送り出せることです。

舞岡あゆみ葬祭では一般葬も家族葬も丁寧にご案内しております

一般葬と家族葬には、それぞれに良さがあり、向いているご家庭も異なります。どちらを選ぶべきか迷われるのは自然なことですし、実際にお話を伺ってみないと見えてこないことも多くあります。

舞岡あゆみ葬祭では、故人のお立場やご家族のお気持ち、ご親族との関係、ご予算などを丁寧にお伺いしながら、一般葬と家族葬のどちらがより合っているのかを分かりやすくご案内しております。費用のこと、流れのこと、参列者の範囲のことなど、不安な点があれば一つずつ丁寧にご説明いたします。

一般葬と家族葬のどちらにするか迷われている方、また「自分たちにはどの形が合うのだろう」とお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、ご家族に寄り添いながら心を込めてお手伝いいたします。

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